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2005.05.10.

福寿司 夢の無回転寿司を堪能

image11.jpg 福寿司
住所:佐伯市中村東町4-11 
пF0972-23-1806 
営業時間 : 11時〜14時、17時〜22時
予約 :必要かも
値段 : 特上寿司3000円 上、並もあり
駐車場 : あり
場所 : 佐伯市役所のすぐ裏

寿司は回転するものだと信じて25年。
回転しない寿司は寿司ではないと思い込んで生きた25年。

辛いことばかりだった。苦しいことばかりだった。
しかしそれも今思い返せば良い思い出だ。

決して裕福ではなかった私の両親でも、
月に一回は小学校の頃の私たち(私と弟)を
近くのジョイフルに連れ、外食をさせてくれた。
私と弟にとってジョイフルハンバーグの洋食セットは
月一回しか食べれない最高の贅沢だった。

半年に1度ぐらいは近所の回転寿司屋さんにも連れていってくれた。
玉子、納豆巻き、かっぱ、まぐろ、えび。
真っ白な皿のフルコース。
私と弟は一心不乱にそれらを食べた。
「お寿司」というだけで最大級の贅沢だったのだ。

そして私は25歳になった。
今でも寿司はもっぱら回転寿司だ。
もちろん回転しない寿司があるらしいことはうっすらと気づいている。
食べてみたいような気がしないでもない。
でも今のままで充分だとも思っている。
友人Tから佐伯の寿司屋に行こうと誘われた。
私は喉を鳴らし、それは回っているのか?と訊いた。
「おまえは回っている寿司を佐伯まで行って喰いたいか?」とT。
「オレは回っていない寿司を寿司だとは思っていない」と私。
「じゃ、おまえは行かなくていいんだな?」とT。

私は三井寿を思い出す。
本当はバスケが好きで好きでしょうがないくせに、
そんな気持ちを振り払うかのように、
湘北バスケ部をめちゃくちゃにした、あの三井寿を。

…たいです…。先生…。
回ってない寿司が、食べたいです。…先生。

はい。
今回のメンバーは、友人T、その彼女U、私の彼女、私の4人。
彼らには内緒だがクチコミオオイタのオリジナルメンバーである。
4人とも揃いも揃って無回転寿司初体験だったので
一様に緊張した面持ちで、「福寿司」ののれんをくぐった。

県外から福寿司に足を運ぶ人も多いということで、
電話で座敷の予約を取っていたのだが、
お店の人にカウンターを勧められたので、並んで座らせてもらう。
カウンターの方がネタや食べ方の説明がしやすく、
より深くお寿司を味わえる、ということらしい。

どうせ食べるんなら特上寿司、
ということで勇気を振り絞って、特上寿司4人前を注文する。
威勢のいいご主人とおかみさんの返事。
編集部の緊張も最高潮。
ちなみに特上寿司は八貫で、3000円である。

まずは塩で引き締まったモチモチ鯛で幕が開く。
両面を軽くあぶられたふわふわふわ〜の中トロ、
プリップリプリップリする海老、
口に含んだ瞬間「突き抜ける」イクラ、
どれも今まで食べたことのない絶品に一同顔が緩む。

それまでの画像がないのは極度の緊張と美味しさで、
すっかりクチコミオオイタのことなんか忘れていたからだ(失格)。

なんとか取材魂を奮い立たせ、
とっても気さくで懐が深いご主人に写真の許可をもらった。

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全くコリコリ感がしつこくないアワビ。

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ドバッと口の中全体に広がる贅沢なウニ。

image13.jpg
生きてて良かった蟹味噌つきの蟹。

image14.jpg
口の中に含んで、なくなっていくのがとてつもなく幸せで、
せつなすぎる穴子。

もう本当にあっという間に夢の八貫は終わってしまう。
編集部の誰もが、食べることに夢中になっていたせいで、
八貫が終わってしまったことに誰も気づくことができない。

次は?次は?という回転寿司魂全開な視線をご主人は感じたのか、
取れたてのちりめんを、最後というでおまけで出して頂き、
ようやく夢から醒めることができた。

美味しければ美味しいほど、食べ進めるごとにせつなくなるもの。

もうなくなっちゃう、あと少しで終わっちゃう、という感覚はまるで、
出会う時間が限られている遠距離恋愛カップルのデートのようだ。

絶対にこれまで食べた寿司のなかで、
もっとも美味しくて、もっとも贅沢で、
もっとももっと食べたくなるお寿司だったのである。

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