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2005.06.23.

1日遅れのキャンドルナイトパーティー

image1112.jpgN-blogなおさん主催のキャンドルナイトパーティーが大成功に終わったという翌日、惜しくも参加できなかった某大分県情報サイトの管理人は、自分の部屋の電気をけし、たったひとつのキャンドルに、涙がでるほど切ない明かりを、涙が出るほど切ない料理と一緒に、ほのかに灯したのだった。
 
たとえ参加できなくとも、別の日でもいいから独自にキャンドルナイトを実践しようと思っていた。
唯一の得意料理トマトとニンニクのスパゲティでも作って、彼女と仲良くキャンドルを囲み、スローな夜とおいしいパスタで、最近ギクシャクしている関係に少しでも和やかな風を吹かせようと考えていた。

しかし時間とは残酷なものである。
残念ながら夏至の前後で彼女と私の都合が合う日はまったくなかった。
2人とも勤務時間が不規則なため、一度噛みあわないと、とことんそれが続いてしまうのだ。

それでもひとりでもいいから、どうしてもキャンドルナイトを過ごしたかった。
いてもたってもいられなくなった私は外に飛び出し、手軽な夕食を買ってきた。
どこで手に入れたのかも憶えていない、きりかぶ型のキャンドルに灯をともし、部屋の明かりをすべて消す。

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ああ、…この感じ。懐かしい炎の揺れが私の心をおだやかにする。
急遽炊いたライスを盛り、買ってきた料理を添える。

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ああ、…この貧相な感じ。懐かしいチキン南蛮の香りが私の食欲を駆り立てる。
何と切ない夕食だろうか。
真っ暗な部屋でホカ弁のおかずのみをひとりで黙々と食べる男。
何がさみしいってホカ弁のチキン南蛮が結局いつも死ぬほど美味く感じてしまうことが他のどんなことよりもさみしいのだ。
途中、何度もテレビのリモコンに手が伸びそうになるが、必死でその誘惑に耐え、食事を進めた。


あたりを暗くしていると、自然と外の音がよく聞こえた。車、電車、人、虫、風の声。そしてそれと同時にどこまでも深い静寂と孤独を感じる私。

あらゆる電気の一見なんでもないような微弱な振動が、そういった静寂をいつのまにか遮っているのだ。
私たちはいろいろな声や音や空気を逃し続けてしまっているのだ。


チキン南蛮の底のスパゲティをほおばりながら、そんなことを考えた。

posted by ヒデ | コメント(2) | TB(0) | 編集部日記
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この記事へのコメント
ヒデさん見っけ!!
ネットがつながり、ブラブラ散歩していたら、こんな所にヒデさん見つけました。
Posted by ゴルゴッタ at 2005年06月24日 18:18
>ゴル
あぁ!!見つかった!!
すごいね。そんな簡単に…。しかもよくわかったね。
とりあえずこれからもよろしく。


Posted by ヒデ at 2005年06月25日 00:07
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